鄭雄一研究室は、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○サイト説明文が入ります。

研究概要

研究方針

 「骨軟骨発生・代謝の分子メカニズムに関する研究」と「基礎研究から得られた知見の医療応用に関する研究」を2本の柱として研究を行っています。 骨軟骨発生・代謝メカニズムの研究に関しては、生化学的手法・分子細胞生物学的手法・マウス遺伝学的手法を用いて、骨芽細胞あるいは軟骨細胞の分化と成熟に関わるメカニズムの理解を目指しています(Development 131(6):1309-1318, 2004; Dev Cell 14(5):689-699, 2008; J Biol Chem 287(21):17860-17869, 2012; J Biol Chem 288(14):9924-9932, 2013; PLoS ONE 9(10):e109597, 2014)。特に、転写ネットワークやエピジェネティクスに焦点をあて、クロマチン免疫沈降シーケンス法によって転写因子の標的部位やエピゲノム状態をゲノムワイドで明らかにし、トランスクリプト―ム解析やプロテオーム解析と組み合わせて、骨格形成における遺伝子の転写のメカニズムや生物学的意義を明らかにしていきます(Stem Cells 31(12):2667-2679, 2013; Cell Rep 12(2):229-243, 2015; Dev Cell 37(3):238-253, 2016; Development 143(16):3012-3023, 2016; Trends Genet 32(12):774-787, 2016)。このように大規模なデータをバイオインフォマティックスの手法により解析することで、生命現象を包括的に理解し、さらには解析対象とする現象を客観的な視点で抽出することは今後の生物学・医学研究の主流となると考えています。また、発生過程の理解に基づいた、多能性幹細胞(胚性幹細胞・iPS細胞)の骨格系細胞への分化法の開発も行っています(Stem Cell Reports 2(6):751-760, 2014; Sci Adv 3(5):e1602875, 2017)。一連の研究を通じて、骨・軟骨の喪失や変性に対する治療法の開発へとつながる基礎的知見を得ることを目標にしています。  医療応用に関する研究としては、遺伝子やmRNA送達による骨軟骨再生法(FASEB J 21(8):1777-1787, 2007; Mol Ther 15(9):1655-1662, 2007; Sci Rep 6:18743, 2016)、骨誘導性・軟骨誘導性低分子化合物の同定とその応用(Biochem Biophys Res Commun 357(4):854-860, 2007; Ann Rheum Dis 72(5):748-753, 2013; Biomaterials 34(22):5530-5537, 2013; Biochem Biophys Res Commun 479(4):772-778, 2016)に加えて、生体為害性の少ない新しい医療材料の開発・応用も行っています。これらの知見を、治療用インプラントデバイスと組み合わせることで、新しい骨そしょう症治療法、骨欠損に対する骨再生療法、軟骨変性や欠損に対する軟骨再生療法の開発を目指しています。

研究テーマ

1. 骨格発生・代謝の分子メカニズムに関する研究
  • Hhシグナル・BMPシグナル・Wntシグナルによる骨芽細胞・軟骨細胞分化のメカニズムの解明
  • ゲノムワイド解析による骨格形成における転写ネットワークとエピジェネティクスの理解

2. 骨格再生に関する研究
  • 生理活性物質スクリーニングシステムの開発
  • 骨軟骨形成性低分子化合物・ペプチドの同定
  • バイオマテリアルを用いた生理活性物質の生体内送達による組織再生
  • 胚性幹細胞・iPS細胞の骨格系細胞分化系の開発

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学外共同研究先

  • 南カリフォルニア大学Keck医科大学
  • コネチカット大学医療センター
  • アメリカ国立衛生研究所(NIH)
  • ハーバード大学
  • マサチューセッツ総合病院
  • McGill大学
  • 東京歯科大学
  • 兵庫県立大学
  • 立命館大学
  • 昭和大学
  • 東邦大学
  • 金沢大学